オレオナノサイエンスシンポジウム2006−オレオナノサイエンスとDDS−

主催:(社)日本油化学会オレオナノサイエンス部会

会期:2006年11月28日(火)

会場:東京理科大学森戸記念館第1フォーラム(東京都新宿区神楽坂4-2-2)
【交通案内】こちらの地図(東京理科大学神楽坂キャンパス)の左上

電話:03-5225-1033


オレオナノサイエンス部会が本年4月に発足しました。このたび、第1回のオレオナノサイエンスシンポジウム2006を開催致します。ナノ粒子、ナノマテリアル、ナノエマルション、柔らかい粒子からDDSまで、オレオナノサイエンスにおける最新の話題についてのシンポジウムです。
講演会の後、懇親会を開きます。参加者相互の間の活発な意見交換の場にしたいと考えております。奮ってご参加ください。


プログラム

(詳細はオレオサイエンス2007 Vol.7 No.3 pp.84-118にて特集で紹介されています)

9:30-10:30 ナノ粒子の合成と材料科学 (神奈川大学工学部・亀山 敦)
低分子化合物の自己集合を利用したナノ粒子の合成、高分子の自己集合を利用したナノ粒子の合成、重合法による最近の高分子ナノ粒子の合成とそれらの機能材料への展開について紹介する。
10:40-11:40 柔らかい粒子と環境科学 (東京理科大学薬学部・大島広行)
演者はこれまで柔らかい粒子(高分子電解質で覆われた粒子)の界面電気現象の理論を展開してきた。本講演では、環境科学に登場する腐食物質を柔らかい粒子としてとらえる研究を紹介する。
11:40-12:40 休憩(昼食)
12:40-13:40 ナノDDS (東京理科大学薬学部・牧野公子)
ナノテクノロジーの進歩によって、投与できる製剤の形態が変化し、新たなナノDDSが開発されてきた。本講演では、薬物のナノサスペンジョン化とナノキャリアについて紹介する。
13:50-14:50 両親媒性デンドリマーによるナノマテリアルの機能設計 (名古屋大学大学院生命農学研究科・青井啓悟)
疎水ゾーンと親水ゾーンをもつ両親媒性デンドリマーを精密構築することで、ナノ粒子やナノ組織体の新しい設計が展開できるようになってきた。生医学材料をはじめとする高機能材料への応用展望を紹介する。
15:00-16:00 ナノエマルションの設計と化粧品機能 (株式会社資生堂マテリアルサイエンス研究センター・岡本 亨)
ナノエマルションはエマルションの安定性向上の観点から研究されてきたが、近年ナノエマルションを化粧品機能に結びつける試みがなされている。本講演では、化粧品製剤におけるナノエマルションの調整技術と微粒子化により得られた化粧品機能を紹介する。
16:10-17:10 ピンポイント薬物・遺伝子デリバリーのための高分子ミセル設計 (東京大学大学院工学研究科・片岡一則)
安全でひとに優しい未来型医療を実現する上で、バイオイメージング、薬物・遺伝子デリバリー、ナノサージェリーなどのナノテクノロジーとバイオテクノロジーの融合領域の進展には大きな期待が寄せられている。本講演では、この発展著しい領域の中核となるバイオマテリアル研究の重要性を紹介する。

募集人数:70名(定員になり次第締め切ります)

申込方法:申込書に所定事項をご記入のうえ、E-mailで下記宛お申し込み下さい。
【宛先】神奈川大学工学部 亀山 敦  E-mail:kameya01@kanagawa-u.ac.jp

参加費:本会普通会員 10,000円  法人会員勤務者 12,000円  非会員 15,000円
参加費は事前に下記にご送金ください。
横浜銀行 六角橋支店
口座(普通) 1620678
名義 日本油化学会オレオナノサイエンスシンポジウム

懇親会:森戸記念館2階会議室 17:20-19:00  参加費 3,000円


トップページへ戻る