オレオナノサイエンスシンポジウム2012
-オレオナノサイエンスと皮膚科学-

主催:日本油化学会 オレオナノサイエンス部会

協賛:日本DDS学会、日本薬学会、日本薬剤学会(予定)

会期:2012年8月23日(木) 13:00~17:00

会場:東京理科大学 森戸記念館(東京都新宿区神楽坂4-2-2)
【交通案内】こちらの地図(東京理科大学神楽坂キャンパス)の左上


プログラム

司会進行 友田敬士郎(東京理科大学 薬学部)
牧野公子(東京理科大学 薬学部)
13:00
開会挨拶 大島広行(東京理科大学 薬学部・オレオナノサイエンス部会 部会長)
13:10-14:00
NANOEGG®-ナノカプセル化技術とその応用
株式会社ナノエッグ 医薬品研究開発本部 長澤輝明
 我々の開発したカプセル化技術NANOEGG®は新規DDS(drug delivery system)技術として有用と考えている。今回はその特徴および薬理効果を交えながら、応用例について紹介する。
14:00-14:50
肌への効果を考慮した脂質製剤(リピッドカプセル)の起用と応用
東京理科大学 理工学部 客員准教授・株式会社L.V.M.C. 専務取締役研究所長 貝瀬千尋
 我々はリポソーム等の脂質製剤に期待できる有効成分の肌浸透効果を目指し、その製剤の研究開発を行っている。肌への親和性・浸透性を上げることで高い効果実感が得られる製剤は、幅広い分野への活用が可能と考える。今回、ペット用皮膚ケア製剤の開発を中心に、種々の脂質製剤について紹介する。
14:50-15:10
休憩
15:10-16:00
アパタイト単結晶の形態制御とそのタンパク質吸着性
明治大学 理工学部 応用化学科 相澤 守・庄 志
 アパタイトは六方晶系に属し、2つの結晶面(a面およびc面)をもつ。生体骨中のアパタイトはa面を、歯のエナメル質ではc面を多く露出しており、それらの配向性は異なる。本講演では、我々が進めているアパタイト単結晶の配向性制御にもとづく形態制御法を報告するとともに、その応用例として配向性の異なるアパタイトのタンパク質吸着特異性についても紹介する。
16:00-16:50
イオントフォレシス適用を目的とする経皮投与ナノ粒子の設計
東京理科大学 薬学部・DDS研究センター・戦略的物理製剤学研究基盤センター 友田敬士郎
 ナノテクノロジーは医薬品・化粧品分野でも近年大躍進を遂げている。ここでは、経皮吸収を目的としたナノ粒子製剤の開発について解説すると共に、経皮吸収の物理的促進技術であるイオントフォレシス用に特化したナノ粒子製剤の開発戦略についても解説する。
16:50
閉会の挨拶 田嶋和夫(神奈川大学・日本油化学会 元会長)


募集人数
70名(定員になり次第締め切ります)
申込方法
氏名(ふりがな)、所属、メールアドレス、会員種別(普通会員、法人会員、協賛学協会会員、非会員、学生)をご記入の上、E-mailで下記宛お申し込みください。
【宛先】東京理科大学 薬学部 友田敬士郎<tmodak46@rs.noda.tus.ac.jp>
参加費
日本油化学会普通会員 5,000円
協賛学協会会員 5,000円
法人会員 5,000円
非会員 10,000円
学生 2,000円
参加費はできる限り事前に下記にご送金くださるようお願い申し上げます。
三井住友銀行 柏支店(498)
口座(普通) 7819354
名義 オレオナノサイエンス部会代表 友田敬士郎

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