油脂産業技術部会セミナー　―　油脂産業の新しい加工技術　―　

主　催：社団法人日本油化学会　油脂産業技術部会
日　時：2005年1月25日 (火)　13:15〜17:00
会　場：油脂工業会館９階会議室　(〒103-0027東京都中央区日本橋3-13-11)
        (交通)東京駅より徒歩１０分、地下鉄日本橋駅(銀座線B1出口、東西線A1出口)より５分、
        都営浅草線A1出口より徒歩３分。会場地図はホームページhttp://www.yushikaikan.or.jp

プログラム
演題と講師　(仮演題案)
１．	亜臨界水の特徴と食品加工への利用（13:15〜14:15)
	　　　　　　京都大学大学院農学研究科食品生物科学専攻　教授　安達 修二氏
　　100℃以上臨界温度以下で液体状態を保った亜臨界水は、比誘電率が低く、イオン積
　　が大きいという特徴をもつ。亜臨界水を利用したナノエマルションの調製など、食
　　品加工への利用に関する基礎的な知見について述べる。

２．	廃白土に含まれる植物油からのバイオディーゼル燃料の生産(14:15〜15:15)
	　　　　　　　　水澤化学工業株式会社　知的財産室　主席部員　小島 盛次氏
　　廃白土に含まれる植物油の有効利用を目的として、リパーゼを用いて生物学的に脂
　　肪酸メチルエステルへ変換する方法を適用したバイオディーゼル燃料の生産につい
　　て検討中の概要を紹介する。

３．	食品機械用潤滑剤について(15:30〜16:15)
	　　株式会社レッドアンドイエロー　営業一部　フードセクター　土橋 秀康氏
　　食品機械に使用される潤滑剤が食品へ偶発的に混入する場合の対策としては、潤滑
　　剤が漏れない対策を講じた上で偶発的接触が許容される潤滑剤（NSF H1規格認証品）
　　の使用が好ましい。今回、食品機械用潤滑剤の正しい選定方法と使用箇所の紹介を
　　行う。

４．	油圧作動油による省エネルギーへの取り組み(16:15〜17:00)
	　　　　　　　昭和シェル石油株式会社　技術商品部　産業チーム　吉田 元氏
　　製造業を取り巻く環境が厳しい中、省エネ対策は、製造コスト削減および地球環境
　　問題への取り組みとして重要となっている。そこで、油圧作動油「シェルテラスオ
　　イルＳＸ−Ｚ」による省エネへの取り組み事例を紹介する。


参加費：油化学会個人会員・法人会員6,000円、非会員10,000円、部会員5,000円、学生2,000円

申込方法：氏名、ふりがな、参加費区分、（会員番号）、勤務先、所在地、電話番号、Fax番号、E-mailアドレスを添えて下記宛てにお申込みください。また、参加費は当日会場にてお納めください。
ミヨシ油脂(株)食品事業本部技術部　石黒 隆TEL:03(3603)1115 FAX:03(3603)1183 e-mail:ISIGUROT@so.miyoshi-yushi.co.jp

申込締切り：2005年1月11日 (火)　定員６０名になり次第、締め切ります。