日本油化学会若手の会は,幅広い交流を目的とした若手研究者の集まりで,毎夏,産学官において最先端の研究やユニークな研究を行っている研究者・技術者を招いて「サマースクール」を開催しています。今年のキーワードは「コスメ最前線2010」です。気軽な雰囲気の中,講師の先生方と,また若手研究者・技術者同士のコミュニケーションがはかれるサマースクールです。油化学の勉強の場として,また人脈形成の機会としてサマースクールをご活用ください。多数の方の軽装でのご参加をお待ちしております。

2010年度サマースクール

主題 コスメ最前線2010
主催 日本油化学会若手の会
協賛 日本化学会
日時 平成22年8月3日(火)~4日(水)  
会場 あいち健康プラザ
 (〒470-2101 愛知県知多郡東浦町大字森岡字源吾山1-1 TEL0562-82-0211)
  [交通]JR大府駅西口より知多バスにて12分
募集定員 80名(定員になり次第締め切らせて頂きます)
申込締切 7月23日(金)
申込先および参加費 申込用紙をご覧ください
スケジュール詳細および申込用紙ダウンロード: word形式  pdf形式

 同時に今回のサマースクールでも、一般発表の時間を設けました。申込締切は7月16日です。最新の研究成果だけでなく,各企業の得意な技術や新商品をどんどんご紹介ください。また,学生さん達による研究室紹介も大歓迎です。発表時間は15分程度(質疑応答を含む)です。詳しくは申込用紙をご覧ください。

***スケジュール***
1日目 8月3日(火)午後

12:30~13:00 参加登録
13:00~13:10 開会挨拶

13:10~14:00 『界面活性剤分子集合体の巨大3次元構造 -ゲル化に伴う構造形成過程の観察-
          (首都大学東京理工学研究科)川端 庸平 
非イオン界面活性剤水溶液中では、クラフト転移に伴うゲル化現象においてベシクルや膜のネットワーク構造などの巨大3次元構造が形成される。講演では、これらの構造について共焦点顕微鏡観察結果を中心に紹介する。

14:10~15:00 含フッ素低分子ゲル化剤の開発とその応用
          名古屋市工業研究所材料化学部山中 基資 氏
本講演では、溶媒をゲル状に固化することができる低分子ゲル化剤の概要と、分子内にパーフルオロアルキル基を有する低分子ゲル化剤の特性やその組織構造を利用した超撥水表面の構築について紹介します。

15:10~16:00 天然由来メラニン前駆体を利用した染毛料の開発-共同研究による新規技術の開発-
          花王()ビューティケア研究センター)小池 謙造 氏
天然由来のメラニン前駆体を利用した染毛技術を月桂冠(株)総合研究所と共同で開発した。本技術は、使用方法が簡単で、仕上がりの髪色が自然なメラニンで白髪を染毛することができる。

16:10~17:00 一般発表(2~3件)   3件程度(募集中。本会告をご覧下さい)

18:00~20:00 懇親会

2日目 8月4日(水)午前
7:30~8:30 朝食
9:00~9:50 『新しい皮膚バリアコントロール機能に着目した化粧品用オイルの研究開発
         ()ファンケル総合研究所安全性品質研究センター)鈴木 民恵 氏
皮膚は生体の最外層にあり異物や環境因子から生体を防御する機能をもつ。皮膚バリア機能が低下している例としてアトピー性皮膚炎が知られているが、本講演ではアトピー性皮膚炎をターゲットとしたオイルの研究開発例を紹介する。

10:00~10:50 新しい二鎖型界面活性剤の合成と物性
          東京理科大学工学部)近藤 行成 氏
一分子内にフッ化炭素鎖と炭化水素鎖を有するハイブリッド界面活性剤および酸化還元活性二鎖型界面活性剤の合成について説明するとともに、これらの界面活性剤の溶液物性や応用について紹介する。また当研究室で界面活性剤の合成過程で偶然に見出された、金色光沢有機結晶についても報告する。

11:00~11:50 新規スタイリング剤フォグバーの開発
         
()資生堂メーキャップ・ヘア研究開発センター)藤山 泰三 氏
ヘアスタイリング剤は、髪型の流行にあわせて、約15年のサイクルで変化してきました。ワックスに変わる新規霧状整髪料「フォグバー」と配合されている粘着性高分子の開発について発表します。

12:00~12:30 閉会挨拶,記念撮影

多数の方のご参加を心よりお待ちしております。


***過去のサマースクール***


2009年度
主題 オレオサイエンスのパラダイムシフト:モダンオレオのア・ラ・カルト
主催 日本油化学会若手の会
協賛 日本化学会
日時 平成20年7月30日(木)~31日(金)
会場 あいち健康プラザ


***講演内容***

1日目 7月30日(木)午後
12:30~13:00 参加登録
13:00~13:10 開会挨拶

13:10~14:00 多鎖多親水基型の次世代界面活性剤-物性と会合挙動-
          (奈良女子大院人間文化)吉村倫一先生
高性能ならびに高機能性を有する次世代界面活性剤の開発を目指して、分子内に複数の疎水鎖と親水基をもつジェミニ型界面活性剤や超長鎖界面活性剤の分子設計を行い、そのユニークな物性と水溶液中での会合挙動について講演する。

14:10~15:00 美と健康のための商品開発への取組みかた ― どうつくり、いかに伝えるか ― 
          ()エフシージー総合研究所(フジテレビ商品研究所)暮らしの科学部)菅沼 薫先生
消費者に求められる商品を、どうつくり、いかに伝えたらいいか、当社で実施している化粧品の機能や特性評価、食品、商品の各種試験の経験を基に、商品開発の取組みかたについて述べる。研究者として何に気をつけたらよいか、この講演が考えるヒントになれば有難い。

15:10~16:00  一般発表(2~3件)   3件程度(募集中。本会告をご覧下さい)

16:10~17:00 @cosmeからみる消費者動向
          ()アイスタイル 兼 @cosme)山田メユミ先生
化粧品クチコミサイト「@cosme」から消費者動向と化粧品市場の販売動向との相関関係を読み解き、アイテム別最新クチコミランキングと注目の人気アイテムをご紹介しながら今後のトレンドの考察を行う。

18:00~20:00 懇親会

2日目 7月31日(金)午前
7:30~8:30 朝食
9:00~9:50 『高バイオマス量サトウキビを用いた砂糖・エタノールの複合生産プロセスの開発
         アサヒビール()豊かさ創造研究所)石田哲也先生
食糧競合せず、経済性を満たすバイオエタノール製造プロセスとして、アサヒビール㈱と()九州沖縄農業研究センターが共同で進めている沖縄県伊江島での取組みについて紹介する。

10:00~10:50 廃食料油のリサイクル技術開発の現状と実用化のための課題
          シダックス())藪下義文先生
食品関連事業者が調理工程から発生する廃食料油及び食べ残しの資源循環の輪を構築し、バイオマス資源の有効利用を促進するためのシステム開発を目指す。5年間に亘ってNEDO技術開発機構と共同研究を行ったのでその成果と課題を説明する。BDFの性状、脱遊離脂肪酸工程の効果、システムの安定運転のためのソリューション、実用化した場合の経済性等を報告する。

11:00~11:50 油脂の物理化学的機能性
         
広島大院生物圏科学)佐藤清隆先生
油脂は、エマルションやオルガノゲルなどのコロイド分散系の機能的な物性を発現させる上で重要な役割を果たしている。本講演では、結晶性油脂の物性に関する最近の研究例を紹介する。

12:00~12:30 閉会挨拶,記念撮影



2008年度
主題 化粧品・ヘルスケア商品開発の基礎から応用まで
主催 日本油化学会若手の会

協賛 日本化学会

日時 平成20年8月6日(水)~7日(木)

会場 あいち健康プラザ


***講演内容***

1日目 8月6日(水)午後
12:30~13:00 参加登録
13:00~13:10 開会挨拶

13:10~14:00 『みずみずしい皮膚の源
(高輝度光科学研究センター)八田一郎先生
皮膚の最外層にある角層中にある細胞間脂質集合体はバリアー機能や水分保持機能において重要な役割を果たしている。細胞間脂質集合体が形成する分子レベルでの構造に基づき,化粧品や経皮吸収型製剤の開発への展開についてお話する。

14:10~15:00 植物性食品由来の乳酸菌を用いた乳酸菌飲料の開発
(カゴメ(株)総合研究所)今吉成和先生
Lactbacillus.brevis KB290株(通常ラブレ菌)は京都の伝統的発酵食品「すぐき」より分離された乳酸菌である。本菌の最大の特徴として,ヒト試験においてインターフェロン-aの産生能を高める報告がある。
この菌を用いて,塩分の多い漬物の形態ではなく,毎日摂取できる乳酸菌飲料として商品化した。

15:10~16:00 ナノテク素材フラーレンの機能開拓と化粧品応用評価技術

(県立広島大生命環境)三羽信比古先生
炭素60原子だけがサッカーボール状に結合した分子であるナノテク素材フラーレンは,その分子表面が類い稀なる豊富なパイ電子雲に包まれ,さらに,球状であるため分子自転して周辺の活性酸素との接触効率が極めて良い。これらの独自な特性を活用した機能開拓と化粧品応用,および,その技術メニューを紹介する。

16:10~17:10  一般発表(2~3件)
フラーレンとアンチエージング ビタミンCバイオリサーチ(株)
その他2件

18:00~20:00 懇親会

2日目 8月7日(木)午前
7:30~8:30 朝食
9:00~9:50 『コロイド分散系のダイナミクスと相分離挙動に及ぼす外場の影響
(京大院理)荒木武昭先生
コロイド粒子を変形しない液滴とみなすことにより,流体相互作用を考慮した効率のよいコロイド系の数値シミュレーション法を開発した。また,これを用いてコロイド・ソフトマター複合系への応用も行っている。

10:00~10:50 界面活性粒子の華麗なふるまい~自己組織化構造の探索とコスメティクスへの応用~
(山形大院理)野々村美宗先生
“界面活性粒子”とは,界面活性剤のように界面に自発的に吸着し,自己組織化する固体粒子である。本発表では,固体粒子が構築する多彩な自己組織化構造とこれを用いた化粧料を紹介する。

11:00~11:50 乳酸菌・発酵乳の機能について~皮膚機能改善作用,ピロリ菌抑制作用を中心に~
明治乳業(株)研究本部)木村勝紀先生
近年,乳酸菌の機能について関心が高まり,整腸作用をはじめ,感染症の予防や治療,免疫関連領域などへの応用研究が行われている。本発表では,乳酸菌・発酵乳の皮膚機能改善作用,ピロリ菌抑制作用などを中心に紹介する。

12:00~12:30 閉会挨拶,記念撮影



2007年度

主題 人と環境にやさしいマテリアル
主催 日本油化学会若手の会
協賛 日本化学会
日時 平成19年8月2日(木)、3日(金)
会場 あいち健康プラザ

***講演内容

1日 8月2日(木)
12:00~12:30   参加登録
12:30~12:40 開会挨拶

12:40~13:30 特定保健用食品 サントリー『黒烏龍茶』の開発
サントリー()  中井 正晃
 現代人の脂肪の摂り過ぎが問題視されている中,ウーロン茶特有の成分であるウーロン茶重合ポリフェノール(OTPP)に脂肪の吸収を抑える効果を発見し,特定保健用食品としての開発に成功した。今回,その経緯について紹介したい。
13:40~14:30 『大豆ペプチドとβ-コングリシニン』 
不二製油()  馬場 俊充
 近年,健康への関心が高まる中,日本の伝統食材である大豆が注目されています。本題では,大豆の蛋白質から生まれた健康機能素材として,「大豆ペプチド」と「β-コングリシニン」について新しい知見を交えご紹介致します。
14:40~15:30 自動車用プラスチック材料の開発 -ポリマー系ナノコンポジットとバイオプラスチックを例にして-
豊田中央研究所  臼杵 有光氏
 自動車用材料には軽量,高剛性,高耐熱性などが要求される。その課題解決のためにポリマー中に粘土をナノメートルレベルで分散させたハイブリッド材料を種々創製し,材料を開発してきた。近年は環境重視の材料開発が主体であり,植物由来のポリマーも開発している。たとえばポリ乳酸がその一例であるが,耐熱性,耐衝撃性が不足している。そのため粘土やゴム成分を添加することにより改良を行なってきた。その研究の一端を紹介する。

15:40~16:20  一般発表

18:00~20:00  懇親会

第2日 8月3日(金)
7:30~ 8:30 朝食
9:00~ 9:50 『バイオリズムに学ぶマテリアル創製自己組織化を本質から考え直す
慶應義塾大理工  朝倉 浩一
 時間周期的・空間周期的バイオリズムが発生するメカニズムを,自己組織化という概念に基づいて理解すると,マテリアル創製の様々な場面で要求される「空間周期構造」が,容易に形成可能となります。
10:00~10:50 『光合成原料を溶媒とする分子集合体の形成制御とその応用』
弘前大院理工  鷺坂 将伸氏
 光合成原料の「水」と「二酸化炭素」を複合した系の分子集合体は,環境調和型機能性溶媒として様々な化学工業の分野から注目を浴びている。本発表では,それら分子集合体の形成挙動や応用について触れる。
11:00~11:50 『二酸化炭素由来生分解性ポリマーの合成触媒の開発と構造制御』 
東京理科大工  杉本  
 生分解性脂肪族ポリカルボナートの合成法の一つである二酸化炭素とエポキシドの交互共重合のための触媒開発を概説する。また機能向上へのアプローチとしてポリマー構造の制御を紹介する。

12:00~12:30 閉会挨拶,記念撮影

 

2006年度
主題 食品・化粧品研究の最前線
主催 日本油化学会若手の会
協賛 日本化学会 日時 平成18年8月1日(火)、2日(水)
会場 あいち健康プラザ

***講演内容

1日 8月1日(
12:40~13:30 生体に倣ったポリマーバイオマテリアル』 
東京医科歯科大  岩崎 泰彦氏
 我々の知る最も理想的な生体機能界面(バイオインターフェイス)は,健全な細胞膜表面により提供されると考えられる。生体膜の構造や機能に倣ったポリマーバイオマテリアルの設計とその機能について紹介する。

13:40~15:30 『予期せぬ出来事』
太陽化学()  川合 昭房氏
 科学に携わる者はたとえ些細なことであれ,自分が初めて見つけた事象には興奮し,自信を持つ瞬間でもある。一方で数知れない失敗の歴史でもある開発を進める皆さんに,私の失敗を話し,今後の参考にしていただきたい。

15:40~16:30 『リオトロピック液晶を応用した化粧品製剤技術』
花王()  鈴木 敏幸氏
 両親媒性分子の高次会合体である液晶を応用することにより,乳化・可溶化能が著しく向上し,微細な乳化粒子やゲルを生成させることができる。また皮膚保湿,洗浄,高持続など化粧品性能の発揮にも液晶が寄与する。これらの機構について解説を行う。

16:40~17:20  一般発表

18:00~20:00  懇親会

2日 8月2日(

9:00~ 9:50 『特保健康オイルの開発』 
日清オイリオグループ()  青山 敏明氏
 中鎖脂肪酸は肝臓に直接運ばれて,素早く代謝されることが知られている。本公演では中鎖脂肪酸を含んだ健康オイルを開発するにあたり,人試験のデータを紹介すると同時に特保取得に至った経緯も含め概説する。

10:00~10:50 『アミノ酸と栄養~その効果と可能性』 
味の素()  岡本  
 身近な言葉となった「アミノ酸」。しかし,我々の体にとってどのような効果があるのかはまだまだ理解されていない。そこで今回は,アミノ酸の体に対する役割をご紹介し,弊社における食品への応用例をご紹介する。

11:00~11:50 『ナノ粒子の健康影響とその防御に向けて』 
東京理科大  武田  
 自動車排ガス中の微小粒子は母マウスから胎仔に移行し,胎仔の脳血管や精巣血管を通り抜けること,その粒子は出生後も仔の特定の細胞の特定のオルガネラに蓄積された状態で残り,影響を及ぼすことを明らかにした。



2005年度
主題 マテリアルサイエンスとバイオサイエンスの融合
主催 日本油化学会若手の会
日時 平成17年8月1日(月)、2日(火)
会場 花王株式会社霞ヶ浦研究所

***講演内容***
1.糖型バイオサーファクタントの特異な界面物性とその機能利用
 井村知弘氏(産業総合技術研究所)
2.無細胞系ナノバイオテクノロジーによる新規タンパク質分子創製技術
 中野秀雄氏(名古屋大学大学院)
3.脂質ならびに皮膚角質層の構造
 坂 貞徳氏(日本メナード株式会社)
4.一般発表
5.深海熱水噴出孔の物理化学
 出口 茂氏(海洋研究開発機構)
6.コンピュータ?が新薬を作る、マテリアルを作る
 沢田宗孝氏(富士通株式会社)
7.超微粒子制御による日焼け止め化粧品の機能性向上
 猪股幸雄氏(花王株式会社)
8.記念撮影

2004年度サマースクール

主題 ナノテクノロジー、マイクロアナリシスと油化学~小さなことからコツコツと~
主催 日本油化学会若手の会
日時 平成16年8月3日(火)、4日(水)
会場 あいち健康プラザ プラザホール
***講演内容***
1.ミジンコ1匹中の脂質の高感度分析法の開発とその応用
 石田康行氏(名古屋大大学院工学研究科)
2.超臨界流体を利用した新しいリポソーム調製技術
 井村知弘氏(産業総合技術研究所環境調和技術研究部門)
3.マイクロチップ集積化化学システム
     ~次世代の分析・合成ツール開発に向けて
 久本秀明氏(兵庫県立大大学院物質理学研究科)
4.学生による研究発表・研究室紹介
5.液体超薄膜のナノトライボロジー特性
 山田真爾氏(花王(株)構造解析センター)
6.食べるナノテクノロジー
     ~食品の界面制御技術によるアプローチ
 南部宏暢氏(太陽化学(株))
7.マイクロエマルションの現象論
 好村滋行氏(東京都立大大学院理学研究科)


2003年度サマースクール

主題 食品・脂質科学におけるブレークスルー
日時 平成15年7月29日(火)、30(水)
場所 あいち健康プラザ プラザホール
講演内容
(1日目)
1.微細凹凸形成型サンスクリーン剤の開発
 黒田章裕氏(カネボウ(株)化粧品研究所)
2.イオン性両親媒性高分子の特異な界面活性と自己組織化挙動
 松岡秀樹氏(京都大工学部)
3.大豆レシチンの機能性とその利用
 園 良治氏(ツルーレシチン工業(株)レシチン事業部)
4.学生による研究発表・研究室紹介
(2日目)
5.食品分野での乳化~スーパーエマルション
 尾崎伸次氏(太陽化学)
6.セメント・コンクリート分野における界面活性剤
 高橋智雄氏(竹本油脂(株))
7.化粧品の剤型コントロール
 ~多成分系ノニオン界面活性剤水溶液の構造とレオロジー
 山崎律子氏(花王(株))
8.記念撮影

2002年度サマースクール

主題 食品・脂質科学におけるブレークスルー
協賛 東海化学工業会 日本栄養・食糧学会 色材協会
日時 平成14年7月30日(木)、31(金)
場所 あいち健康プラザ プラザホール
講演内容
(1日目)
1.リン脂質ポリマーの開発と化粧品素材への応用
 島田邦男氏(日本油脂(株))
2.新しいSOD活性測定法の開発と機能性食品開発への応用
 受田裕之氏(高知大)
3.食品とMRI
 吉田 充氏(食品総合研)
4.学生発表
 a)脂肪酸-LDH複合体の合成と機能材料への応用
  伊藤敏雄氏(名古屋大院)
 b)ハイブリッド界面活性剤の合成と物性
  宮澤晴彦氏(東京理科大院)
 c)研究室紹介
  中原佳夫氏(大阪大院)
 d)研究室紹介
  西川政吾氏(名古屋大院)
(2日目)
5.エコナのその後
 森 建太氏(花王(株))
6.糖脂質型バイオサーファクタントの新展開
 北本 大氏(産業総合研)
7.大豆ペプチドの健康効果
 高松清治氏(不二製油(株))
8.記念撮影