HOME > 委員長ごあいさつ

委員長ごあいさつ

オレオサイエンスフェア 2nd
―親子で学ぶオレオサイエンス― オレオサイエンス実験教室

委員長ごあいさつ 阿部 正彦

オレオサイエンスフェア 2nd 実行委員長
東京理科大学・総合研究院
阿部 正彦

"オレオサイエンス"という聞き慣れない言葉について、本フェアの企画の発案者でもあり前実行委員長である島﨑弘幸先生の説明を基本に述べさせて頂きます。

オレオ(Oleo)とは、油(Oil)という意味のラテン語です。"オレオ・サイエンス"とは"油・科学"のことであり、皆さまの生活ととても深く関わっている学問です。例えば、皆さまは、化粧品、食用油脂、石鹸洗剤を使って、美しく、健康で、清潔な生活をされていることでしょう。これらの生活用品は、どれも全てオレオサイエンスから生まれました。

皆さまは、これまでオレオサイエンスの世界を良く御存じなかったかも知れません。しかし、私ども公益社団法人・日本油化学会は、皆さまのQOL(Quality of Life)向上のために日々努力を続けてまいりました。本会は、今から約60年ほど前、大学の教授や油脂関連企業のリーダーが集まって、油脂に関する勉強会を立ち上げたことに始まります。現在は、1300余名の個人会員と、百数十社の企業(法人会員)からなる大きな公益社団法人です。

2011年、本会は創立60周年を迎え、それを記念して2012年8月には1回限りのオレオサイエンスフェア「親子で学ぶオレオサイエンスの教育と展示の祭典」を開催しました。その企画が余りにも好評でしたので、前回を第1回として、第2回目の「親子で学ぶオレオサイエンス―オレオサイエンス実験教室」を開催することになりました。今回は、小中学生のための実験教室をより充実するために完全予約制にさせて頂き、教わる側の小中学生と教える側の大学や企業の研究者との関係をより親密なものとなるように企画しました。

世話人一同、日頃、オレオサイエンスの関連製品をご愛顧頂いております皆さま方と、直接、お話しのできることを楽しみにしております。また、このオレオサイエンスフェアで得られた体験から、お子様がサイエンスに興味を持ち、日本の科学者として大きく成長して頂けましたなら、至上の喜びです。どうぞ、ご家族で(もちろんお一人でも)オレオサイエンスファアにご参加ください。

最後になりましたが、共催:慶應義塾大学理工学部の朝倉浩一教授を始めとする大学関係者の皆さま、協賛して頂きました関連工業会様、および会員(法人会員)各位のご協力に、世話人一同、心より感謝申し上げます。


PAGE TOP