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2014年度オレオマテリアル部会(関西支部)講演会

『精密分子設計から創出される界面活性剤研究の最新動向』

オレオマテリアル部会において、界面活性剤の分子設計および合成技術の開発はもっとも注目すべきトピックの一つであり、界面活性剤の多方面における高機能化にむけてますます高度な精密分子設計が求められています。また、高性能化とともに多様な性質が界面活性剤に求められる現在、製法技術の改良はもちろん、新たな物性発現にも注目が集まっています。本講演会では、最新の界面活性剤創製の基礎から応用技術について3人の講師の方々にご講演いただきます。多数の皆様のご参加をお待ちしております。


主 催:(社) 日本油化学会・オレオマテリアル部会
協 賛:日本化粧品技術者会大阪支部
日 時:平成26年12月5日(金)14時00分~17時10分
会 場:大阪市立工業研究所講堂(〒536-8553 大阪市城東区森之宮1-6-50)
【交通】JR大阪環状線・地下鉄中央線「森ノ宮」駅下車,東へ350 mの赤十字血液
センターの角を北へ300 m,森之宮小学校北隣。徒歩約7分。

【プログラム】
1.開会挨拶                      14:00~14:10

2.「新規な構造を有する界面活性剤による新奇な物性発現」14:10~15:00
奈良女子大学 研究院自然科学系  吉村 倫一 氏

 近年、従来の界面活性剤の性能の向上や高機能性の発現を目指して、従来型の概念に捕われない斬新な構造をもつ界面活性剤の分子設計が行われている。本講演では、ジェミニ型やデンドリマー型などの新規界面活性剤の分子設計・合成とそれらの新奇な物性発現や会合体のナノ構造について紹介する。
 
 
3.「近年のニーズに対応した生活・香粧品用界面活性剤について」15:10~16:00
三洋化成工業(株) 事業研究本部・活性剤研究部  城 清和 氏 
 
 生活・香粧品分野において近年、衣料用洗剤は粉末から液体への移行および環境負荷の観点から小型化、節水化への対応が進んでいる。一方身体用洗浄剤は皮膚や眼に対する低刺激性、良好な泡切れや生分解性へのニーズが高まっている。本講演ではこれらニーズに対応した製品について紹介する。

  
4.「長鎖PEGを有する非イオン性活性剤を用いた新機能開発                                     ~泡質改善・増粘・摩擦低減~」                                     16:10~17:00
日油(株) 油化学研究所  脇田 和晃 氏
 
 非イオン性活性剤は、高い安全性・洗浄性・乳化性などの優れた特性から、幅広い産業分野で活用されてきた。我々は、パーソナルケア用途において、長鎖PEGを有する非イオン性活性剤が、泡質改善・増粘・摩擦低減など、これまでになかった機能を発現することを見出した。本講演では、これらの機能とそのメカニズムについて紹介する。
 
5.閉会挨拶                      17:0017:10
 
参加費  普通会員 5,000円、法人会員および協賛会員 6,000円、会員外 10,000円、学生 2,000円 (テキスト代,消費税を含みます)
12月3日(水)までに下記へご送金下さい。送金手数料はご負担下さい。
なお納入された参加費は返金いたしかねますので、予めご了承ください。
 
送金先:近畿大阪銀行 緑橋支店 (普通)0722369 オレオマテリアル部会 
 
申込方法:①参加者氏名、②勤務先(名称、住所、電話番号、FAX番号、電子メールアドレス)、③参加資格(会員の方は会員番号をご記入下さい)を下記宛に電子メールにてご送信下さい。
 
申込先  〒535-8585 大阪市旭区大宮5-16-1 
大阪工業大学工学部応用化学科 村岡雅弘 宛
E-mail: muraoka(at)chem.oit.ac.jp (メールを送信される際は、(at)を@に変換下さい)
申込締切:11月28日(金)


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